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WSUS 3.0 SP2 をご利用中のみなさま

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

WSUS 3.0 SP2 は既に延長サポート期間を迎えており、2017 年 7 月 11 日にサポートが終了します。

しかしながら、現在も WSUS 3.0 SP2 の環境をご運用され続けている方は多くいらっしゃると思います。

今回はそのような方達に向けて、弊社米国の開発部門が公開したブログ記事を翻訳いたしましたのでご紹介いたします。サポート期間の終了に伴って WSUS 3.0 SP2 の環境からの移行をご検討されている方は、是非ともご一読ください。

 

—————————————————–

このポストは、1 月 22 日に投稿された For those on WSUS 3.0 SP2 (or SBS 2011) の翻訳です。

<<https://blogs.technet.microsoft.com/wsus/2016/01/22/for-those-on-wsus-3-0-sp2-or-sbs-2011/>>

 

著者: Steve Henry

 

WSUS 3.0 SP2(またはSBS 2011)をご利用中のみなさま

以前の記事で紹介したように、Windows 10 サービス エクスペリエンスを円滑に提供できるよう、Windows Server 2012 以降の WSUSに対しては、新たな更新プログラムを提供しております。しかし、WSUS 3.0 SP2 は既に延長サポート期間を迎えており (2017 年 7 月にはサポート期間が完全に終了)、これらの更新を WSUS 3.0 SP2 に対してリリースする予定はございません。そのため、この機会に WSUS の移行についてもご検討いただけますと幸いです。

また、併せて Windows 10 の展開をご検討中のみなさまに、導入における考慮事項が記載されたガイダンスをいくつか紹介いたします。

 

WSUS 3.0 SP2 のスタンドアロン環境

本シナリオでは、Windows Server 2012 R2 サーバーまたは Windows Server 2016 サーバーに WSUS を新しく構築し、既存 SUSDB を移行することを推奨します。WSUS の移行方法については、TechNet ガイダンスをご参照ください。新しい WSUS を導入することで、Windows 10 の最新の機能やサービスをご利用いただけます。

 

Configuration Manager と WSUS 3.0 SP2 環境

機能アップグレードを配布する際に、タスクシーケンスや MDT またはその他メディアベースの展開ツールではなく WSUS を利用したい場合には、前述のスタンドアロン シナリオと同様に、Windows Server 2012 以降の WSUS に移行することを推奨します。

もし、機能アップグレードの展開にメディア ベース配布ツールを利用する場合には、運用を変える必要はありません。ただし、WSUS 3.0 SP2 の環境に向けて Windows 10 のサービシングに対応する更新プログラムを提供する予定はございませんことを、ご留意いただけますようお願いいたします。

 

WSUS 3.0 SP2 を使用している SBS 2008 と SBS 2011 環境

この場合の推奨は他の環境と少し異なります。サードパーティー ソフトウェアに対してアップデート管理が必要な場合、 WSUS を Windows Server 2012  やそれ以降のメンバーサーバーに移行することで、現在ご利用の環境で Windows 10 サービス エクスペリエンスをご利用いただけます。また、WSUS によるサードパーティーソフトウェアのアップデート配布が不要な場合、Windows Update for Business で Windows 10 の更新プログラムを管理するようグループポリシーを設定することもできます。Windows Update for Business は、最初に設定を行っていただければ、ほとんど運用管理をする必要がないため、日々の運用の手間を最小限にすることができます。また、Windows Update for Business  では Windows 10 の最新ビルドや累積的な更新プログラムを、常に容易に最新の状態を維持することができます。

 

まとめ

私たちは、現在ご利用いただいているツールを用いて新しいサービス モデルをサポート出来るよう、主なシナリオに対応する追加機能を提供し、次期リリースの改善を続けてまいります。

WSUS 3.0 SP2 では新しいサービスモデルは提供されません。技術的には Windows 10 向けのセキュリティ更新プログラムの同期や配布といった最低限の機能は提供されますが、あくまでも最低限の機能となるため、今後 WSUS 3.0 SP2 上で、Windows 10 マシンが “Windows Vista” と表示されるような不具合が発生する可能性がございます。

これからも、新しいサービシング モデルをご利用していただくために、既存ガイダンスの更新や、ベスト プラクティスの提供を継続してまいります。


Windows 10 バージョン 1607 メディアが入手可能に

本記事は、Windows for IT Pros のブログ “Windows 10 v1607 media now available (2017 1 19 日 米国時間公開) を翻訳したものです。

11 29 (米国時間) に、Windows 10 バージョン 1607 Current Branch for Business (CBB) が宣言されました。マイクロソフト、独立したソフトウェア ベンダー (ISVs) 、パートナー、およびお客様は、このリリースについて幅広い展開のための準備が整っている状態にあると考えていると思います。本日、Windows 10 バージョン 1607 (Windows 10 Anniversary Update として知られています) のために更新されたメディアを、Windows Update for BusinessWindows Server Update Services (WSUS)MSDN Subscriptions にリリースします。また 2017 1 26 (米国時間) に、Windows 10 バージョン 1607 のために更新され新しくなったメディアを、Volume Licensing Service Center (VLSC) にリリースする予定です。

11 月 29 日のブログ記事 で触れたとおり、多くの組織にとって特別な対応は不要です。もし 12 月の累積的な更新プログラム (KB 3201845) 、もしくはそれ以降の累積的な更新プログラムをすでにインストールしている場合、そのデバイスはすでに CBB として宣言されたものと同等の機能を有しています。

Windows 10 バージョン 1507 のサービス終了について

1 26 (米国時間) Windows 10 バージョン 1607 VLSC で利用可能となることに伴い、Windows 10 バージョン 1507 60 日の猶予期間が開始されます。つまり 2017 3 26 日 以降、Windows 10 バージョン 1507 はもはやサポートされません(※1)。2 つのもっとも新しい CBB バージョンのみがアクティブにサポートされます(※2)。

追加情報

Windows 10 機能更新プログラムとサービス オプションごとの現在のバージョンに関する最新のリストについては、Windows 10 release information のページをご参照ください。もし Windows 10 のサービス ストラテジーについて決めかねているようなら、Windows as a service の 5 分間の短いビデオを視聴するか、この quick guide をご覧ください。

 

(※1)
3/26 以降、Windows 10 1507 バージョンのサポートが行われなくなることにより、セキュリティを含むサービス更新プログラムがリリースされなくなります。最新の更新を受け取るために、1511 以上にアップグレードする必要があります。

(※2)
Windows 10 の CBB は、同時期に二つの CBB ビルドがサポートされます。1607 の CBB ビルドがリリースされたことにより、サポートされる CBB ビルドは 1607 および一つ前の 1511 のみとなります。1507 はサポートされないことになりますが、ユーザー様の移行期間として、60日の猶予期間を設けております。従って、1607 の CBB ビルドがすべてリリースされた 1/26 を起点に猶予期間がスタートし、3/26 に終了します。
詳細は以下の技術情報をご参照ください。

サービスとしての Windows の概要

WSUS 3.0 SP2 をご利用中のみなさま

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

WSUS 3.0 SP2 は既に延長サポート期間を迎えており、2017 年 7 月 11 日にサポートが終了します。

しかしながら、現在も WSUS 3.0 SP2 の環境をご運用され続けている方は多くいらっしゃると思います。

今回はそのような方達に向けて、弊社米国の開発部門が公開したブログ記事を翻訳いたしましたのでご紹介いたします。サポート期間の終了に伴って WSUS 3.0 SP2 の環境からの移行をご検討されている方は、是非ともご一読ください。

 

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このポストは、1 月 22 日に投稿された For those on WSUS 3.0 SP2 (or SBS 2011) の翻訳です。

<<https://blogs.technet.microsoft.com/wsus/2016/01/22/for-those-on-wsus-3-0-sp2-or-sbs-2011/>>

 

著者: Steve Henry

 

WSUS 3.0 SP2(またはSBS 2011)をご利用中のみなさま

以前の記事で紹介したように、Windows 10 サービス エクスペリエンスを円滑に提供できるよう、Windows Server 2012 以降の WSUSに対しては、新たな更新プログラムを提供しております。しかし、WSUS 3.0 SP2 は既に延長サポート期間を迎えており (2017 年 7 月にはサポート期間が完全に終了)、これらの更新を WSUS 3.0 SP2 に対してリリースする予定はございません。そのため、この機会に WSUS の移行についてもご検討いただけますと幸いです。

また、併せて Windows 10 の展開をご検討中のみなさまに、導入における考慮事項が記載されたガイダンスをいくつか紹介いたします。

 

WSUS 3.0 SP2 のスタンドアロン環境

本シナリオでは、Windows Server 2012 R2 サーバーまたは Windows Server 2016 サーバーに WSUS を新しく構築し、既存 SUSDB を移行することを推奨します。WSUS の移行方法については、TechNet ガイダンスをご参照ください。新しい WSUS を導入することで、Windows 10 の最新の機能やサービスをご利用いただけます。

 

Configuration Manager と WSUS 3.0 SP2 環境

機能アップグレードを配布する際に、タスクシーケンスや MDT またはその他メディアベースの展開ツールではなく WSUS を利用したい場合には、前述のスタンドアロン シナリオと同様に、Windows Server 2012 以降の WSUS に移行することを推奨します。

もし、機能アップグレードの展開にメディア ベース配布ツールを利用する場合には、運用を変える必要はありません。ただし、WSUS 3.0 SP2 の環境に向けて Windows 10 のサービシングに対応する更新プログラムを提供する予定はございませんことを、ご留意いただけますようお願いいたします。

 

WSUS 3.0 SP2 を使用している SBS 2008 と SBS 2011 環境

この場合の推奨は他の環境と少し異なります。サードパーティー ソフトウェアに対してアップデート管理が必要な場合、 WSUS を Windows Server 2012  やそれ以降のメンバーサーバーに移行することで、現在ご利用の環境で Windows 10 サービス エクスペリエンスをご利用いただけます。また、WSUS によるサードパーティーソフトウェアのアップデート配布が不要な場合、Windows Update for Business で Windows 10 の更新プログラムを管理するようグループポリシーを設定することもできます。Windows Update for Business は、最初に設定を行っていただければ、ほとんど運用管理をする必要がないため、日々の運用の手間を最小限にすることができます。また、Windows Update for Business  では Windows 10 の最新ビルドや累積的な更新プログラムを、常に容易に最新の状態を維持することができます。

 

まとめ

私たちは、現在ご利用いただいているツールを用いて新しいサービス モデルをサポート出来るよう、主なシナリオに対応する追加機能を提供し、次期リリースの改善を続けてまいります。

WSUS 3.0 SP2 では新しいサービスモデルは提供されません。技術的には Windows 10 向けのセキュリティ更新プログラムの同期や配布といった最低限の機能は提供されますが、あくまでも最低限の機能となるため、今後 WSUS 3.0 SP2 上で、Windows 10 マシンが “Windows Vista” と表示されるような不具合が発生する可能性がございます。

これからも、新しいサービシング モデルをご利用していただくために、既存ガイダンスの更新や、ベスト プラクティスの提供を継続してまいります。

Windows 10 バージョン 1607 メディアが入手可能に

本記事は、Windows for IT Pros のブログ “Windows 10 v1607 media now available (2017 1 19 日 米国時間公開) を翻訳したものです。

11 29 (米国時間) に、Windows 10 バージョン 1607 Current Branch for Business (CBB) が宣言されました。マイクロソフト、独立したソフトウェア ベンダー (ISVs) 、パートナー、およびお客様は、このリリースについて幅広い展開のための準備が整っている状態にあると考えていると思います。本日、Windows 10 バージョン 1607 (Windows 10 Anniversary Update として知られています) のために更新されたメディアを、Windows Update for BusinessWindows Server Update Services (WSUS)MSDN Subscriptions にリリースします。また 2017 1 26 (米国時間) に、Windows 10 バージョン 1607 のために更新され新しくなったメディアを、Volume Licensing Service Center (VLSC) にリリースする予定です。

11 月 29 日のブログ記事 で触れたとおり、多くの組織にとって特別な対応は不要です。もし 12 月の累積的な更新プログラム (KB 3201845) 、もしくはそれ以降の累積的な更新プログラムをすでにインストールしている場合、そのデバイスはすでに CBB として宣言されたものと同等の機能を有しています。

Windows 10 バージョン 1507 のサービス終了について

1 26 (米国時間) Windows 10 バージョン 1607 VLSC で利用可能となることに伴い、Windows 10 バージョン 1507 60 日の猶予期間が開始されます。つまり 2017 3 26 日 以降、Windows 10 バージョン 1507 はもはやサポートされません(※1)。2 つのもっとも新しい CBB バージョンのみがアクティブにサポートされます(※2)。

追加情報

Windows 10 機能更新プログラムとサービス オプションごとの現在のバージョンに関する最新のリストについては、Windows 10 release information のページをご参照ください。もし Windows 10 のサービス ストラテジーについて決めかねているようなら、Windows as a service の 5 分間の短いビデオを視聴するか、この quick guide をご覧ください。

 

(※1)
3/26 以降、Windows 10 1507 バージョンのサポートが行われなくなることにより、セキュリティを含むサービス更新プログラムがリリースされなくなります。最新の更新を受け取るために、1511 以上にアップグレードする必要があります。

(※2)
Windows 10 の CBB は、同時期に二つの CBB ビルドがサポートされます。1607 の CBB ビルドがリリースされたことにより、サポートされる CBB ビルドは 1607 および一つ前の 1511 のみとなります。1507 はサポートされないことになりますが、ユーザー様の移行期間として、60日の猶予期間を設けております。従って、1607 の CBB ビルドがすべてリリースされた 1/26 を起点に猶予期間がスタートし、3/26 に終了します。
詳細は以下の技術情報をご参照ください。

サービスとしての Windows の概要

WSUS 3.0 SP2 をご利用中のみなさま

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

WSUS 3.0 SP2 は既に延長サポート期間を迎えており、2017 年 7 月 11 日にサポートが終了します。

しかしながら、現在も WSUS 3.0 SP2 の環境をご運用され続けている方は多くいらっしゃると思います。

今回はそのような方達に向けて、弊社米国の開発部門が公開したブログ記事を翻訳いたしましたのでご紹介いたします。サポート期間の終了に伴って WSUS 3.0 SP2 の環境からの移行をご検討されている方は、是非ともご一読ください。

 

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このポストは、1 月 22 日に投稿された For those on WSUS 3.0 SP2 (or SBS 2011) の翻訳です。

<<https://blogs.technet.microsoft.com/wsus/2016/01/22/for-those-on-wsus-3-0-sp2-or-sbs-2011/>>

 

著者: Steve Henry

 

WSUS 3.0 SP2(またはSBS 2011)をご利用中のみなさま

以前の記事で紹介したように、Windows 10 サービス エクスペリエンスを円滑に提供できるよう、Windows Server 2012 以降の WSUSに対しては、新たな更新プログラムを提供しております。しかし、WSUS 3.0 SP2 は既に延長サポート期間を迎えており (2017 年 7 月にはサポート期間が完全に終了)、これらの更新を WSUS 3.0 SP2 に対してリリースする予定はございません。そのため、この機会に WSUS の移行についてもご検討いただけますと幸いです。

また、併せて Windows 10 の展開をご検討中のみなさまに、導入における考慮事項が記載されたガイダンスをいくつか紹介いたします。

 

WSUS 3.0 SP2 のスタンドアロン環境

本シナリオでは、Windows Server 2012 R2 サーバーまたは Windows Server 2016 サーバーに WSUS を新しく構築し、既存 SUSDB を移行することを推奨します。WSUS の移行方法については、TechNet ガイダンスをご参照ください。新しい WSUS を導入することで、Windows 10 の最新の機能やサービスをご利用いただけます。

 

Configuration Manager と WSUS 3.0 SP2 環境

機能アップグレードを配布する際に、タスクシーケンスや MDT またはその他メディアベースの展開ツールではなく WSUS を利用したい場合には、前述のスタンドアロン シナリオと同様に、Windows Server 2012 以降の WSUS に移行することを推奨します。

もし、機能アップグレードの展開にメディア ベース配布ツールを利用する場合には、運用を変える必要はありません。ただし、WSUS 3.0 SP2 の環境に向けて Windows 10 のサービシングに対応する更新プログラムを提供する予定はございませんことを、ご留意いただけますようお願いいたします。

 

WSUS 3.0 SP2 を使用している SBS 2008 と SBS 2011 環境

この場合の推奨は他の環境と少し異なります。サードパーティー ソフトウェアに対してアップデート管理が必要な場合、 WSUS を Windows Server 2012  やそれ以降のメンバーサーバーに移行することで、現在ご利用の環境で Windows 10 サービス エクスペリエンスをご利用いただけます。また、WSUS によるサードパーティーソフトウェアのアップデート配布が不要な場合、Windows Update for Business で Windows 10 の更新プログラムを管理するようグループポリシーを設定することもできます。Windows Update for Business は、最初に設定を行っていただければ、ほとんど運用管理をする必要がないため、日々の運用の手間を最小限にすることができます。また、Windows Update for Business  では Windows 10 の最新ビルドや累積的な更新プログラムを、常に容易に最新の状態を維持することができます。

 

まとめ

私たちは、現在ご利用いただいているツールを用いて新しいサービス モデルをサポート出来るよう、主なシナリオに対応する追加機能を提供し、次期リリースの改善を続けてまいります。

WSUS 3.0 SP2 では新しいサービスモデルは提供されません。技術的には Windows 10 向けのセキュリティ更新プログラムの同期や配布といった最低限の機能は提供されますが、あくまでも最低限の機能となるため、今後 WSUS 3.0 SP2 上で、Windows 10 マシンが “Windows Vista” と表示されるような不具合が発生する可能性がございます。

これからも、新しいサービシング モデルをご利用していただくために、既存ガイダンスの更新や、ベスト プラクティスの提供を継続してまいります。

Windows 10 バージョン 1607 メディアが入手可能に

本記事は、Windows for IT Pros のブログ “Windows 10 v1607 media now available (2017 1 19 日 米国時間公開) を翻訳したものです。

11 29 (米国時間) に、Windows 10 バージョン 1607 Current Branch for Business (CBB) が宣言されました。マイクロソフト、独立したソフトウェア ベンダー (ISVs) 、パートナー、およびお客様は、このリリースについて幅広い展開のための準備が整っている状態にあると考えていると思います。本日、Windows 10 バージョン 1607 (Windows 10 Anniversary Update として知られています) のために更新されたメディアを、Windows Update for BusinessWindows Server Update Services (WSUS)MSDN Subscriptions にリリースします。また 2017 1 26 (米国時間) に、Windows 10 バージョン 1607 のために更新され新しくなったメディアを、Volume Licensing Service Center (VLSC) にリリースする予定です。

11 月 29 日のブログ記事 で触れたとおり、多くの組織にとって特別な対応は不要です。もし 12 月の累積的な更新プログラム (KB 3201845) 、もしくはそれ以降の累積的な更新プログラムをすでにインストールしている場合、そのデバイスはすでに CBB として宣言されたものと同等の機能を有しています。

Windows 10 バージョン 1507 のサービス終了について

1 26 (米国時間) Windows 10 バージョン 1607 VLSC で利用可能となることに伴い、Windows 10 バージョン 1507 60 日の猶予期間が開始されます。つまり 2017 3 26 日 以降、Windows 10 バージョン 1507 はもはやサポートされません(※1)。2 つのもっとも新しい CBB バージョンのみがアクティブにサポートされます(※2)。

追加情報

Windows 10 機能更新プログラムとサービス オプションごとの現在のバージョンに関する最新のリストについては、Windows 10 release information のページをご参照ください。もし Windows 10 のサービス ストラテジーについて決めかねているようなら、Windows as a service の 5 分間の短いビデオを視聴するか、この quick guide をご覧ください。

 

(※1)
3/26 以降、Windows 10 1507 バージョンのサポートが行われなくなることにより、セキュリティを含むサービス更新プログラムがリリースされなくなります。最新の更新を受け取るために、1511 以上にアップグレードする必要があります。

(※2)
Windows 10 の CBB は、同時期に二つの CBB ビルドがサポートされます。1607 の CBB ビルドがリリースされたことにより、サポートされる CBB ビルドは 1607 および一つ前の 1511 のみとなります。1507 はサポートされないことになりますが、ユーザー様の移行期間として、60日の猶予期間を設けております。従って、1607 の CBB ビルドがすべてリリースされた 1/26 を起点に猶予期間がスタートし、3/26 に終了します。
詳細は以下の技術情報をご参照ください。

サービスとしての Windows の概要

WSUS 3.0 SP2 をご利用中のみなさま

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

WSUS 3.0 SP2 は既に延長サポート期間を迎えており、2017 年 7 月 11 日にサポートが終了します。

しかしながら、現在も WSUS 3.0 SP2 の環境をご運用され続けている方は多くいらっしゃると思います。

今回はそのような方達に向けて、弊社米国の開発部門が公開したブログ記事を翻訳いたしましたのでご紹介いたします。サポート期間の終了に伴って WSUS 3.0 SP2 の環境からの移行をご検討されている方は、是非ともご一読ください。

 

—————————————————–

このポストは、1 月 22 日に投稿された For those on WSUS 3.0 SP2 (or SBS 2011) の翻訳です。

<<https://blogs.technet.microsoft.com/wsus/2016/01/22/for-those-on-wsus-3-0-sp2-or-sbs-2011/>>

 

著者: Steve Henry

 

WSUS 3.0 SP2(またはSBS 2011)をご利用中のみなさま

以前の記事で紹介したように、Windows 10 サービス エクスペリエンスを円滑に提供できるよう、Windows Server 2012 以降の WSUSに対しては、新たな更新プログラムを提供しております。しかし、WSUS 3.0 SP2 は既に延長サポート期間を迎えており (2017 年 7 月にはサポート期間が完全に終了)、これらの更新を WSUS 3.0 SP2 に対してリリースする予定はございません。そのため、この機会に WSUS の移行についてもご検討いただけますと幸いです。

また、併せて Windows 10 の展開をご検討中のみなさまに、導入における考慮事項が記載されたガイダンスをいくつか紹介いたします。

 

WSUS 3.0 SP2 のスタンドアロン環境

本シナリオでは、Windows Server 2012 R2 サーバーまたは Windows Server 2016 サーバーに WSUS を新しく構築し、既存 SUSDB を移行することを推奨します。WSUS の移行方法については、TechNet ガイダンスをご参照ください。新しい WSUS を導入することで、Windows 10 の最新の機能やサービスをご利用いただけます。

 

Configuration Manager と WSUS 3.0 SP2 環境

機能アップグレードを配布する際に、タスクシーケンスや MDT またはその他メディアベースの展開ツールではなく WSUS を利用したい場合には、前述のスタンドアロン シナリオと同様に、Windows Server 2012 以降の WSUS に移行することを推奨します。

もし、機能アップグレードの展開にメディア ベース配布ツールを利用する場合には、運用を変える必要はありません。ただし、WSUS 3.0 SP2 の環境に向けて Windows 10 のサービシングに対応する更新プログラムを提供する予定はございませんことを、ご留意いただけますようお願いいたします。

 

WSUS 3.0 SP2 を使用している SBS 2008 と SBS 2011 環境

この場合の推奨は他の環境と少し異なります。サードパーティー ソフトウェアに対してアップデート管理が必要な場合、 WSUS を Windows Server 2012  やそれ以降のメンバーサーバーに移行することで、現在ご利用の環境で Windows 10 サービス エクスペリエンスをご利用いただけます。また、WSUS によるサードパーティーソフトウェアのアップデート配布が不要な場合、Windows Update for Business で Windows 10 の更新プログラムを管理するようグループポリシーを設定することもできます。Windows Update for Business は、最初に設定を行っていただければ、ほとんど運用管理をする必要がないため、日々の運用の手間を最小限にすることができます。また、Windows Update for Business  では Windows 10 の最新ビルドや累積的な更新プログラムを、常に容易に最新の状態を維持することができます。

 

まとめ

私たちは、現在ご利用いただいているツールを用いて新しいサービス モデルをサポート出来るよう、主なシナリオに対応する追加機能を提供し、次期リリースの改善を続けてまいります。

WSUS 3.0 SP2 では新しいサービスモデルは提供されません。技術的には Windows 10 向けのセキュリティ更新プログラムの同期や配布といった最低限の機能は提供されますが、あくまでも最低限の機能となるため、今後 WSUS 3.0 SP2 上で、Windows 10 マシンが “Windows Vista” と表示されるような不具合が発生する可能性がございます。

これからも、新しいサービシング モデルをご利用していただくために、既存ガイダンスの更新や、ベスト プラクティスの提供を継続してまいります。

Windows 10 バージョン 1607 メディアが入手可能に

本記事は、Windows for IT Pros のブログ “Windows 10 v1607 media now available (2017 1 19 日 米国時間公開) を翻訳したものです。

11 29 (米国時間) に、Windows 10 バージョン 1607 Current Branch for Business (CBB) が宣言されました。マイクロソフト、独立したソフトウェア ベンダー (ISVs) 、パートナー、およびお客様は、このリリースについて幅広い展開のための準備が整っている状態にあると考えていると思います。本日、Windows 10 バージョン 1607 (Windows 10 Anniversary Update として知られています) のために更新されたメディアを、Windows Update for BusinessWindows Server Update Services (WSUS)MSDN Subscriptions にリリースします。また 2017 1 26 (米国時間) に、Windows 10 バージョン 1607 のために更新され新しくなったメディアを、Volume Licensing Service Center (VLSC) にリリースする予定です。

11 月 29 日のブログ記事 で触れたとおり、多くの組織にとって特別な対応は不要です。もし 12 月の累積的な更新プログラム (KB 3201845) 、もしくはそれ以降の累積的な更新プログラムをすでにインストールしている場合、そのデバイスはすでに CBB として宣言されたものと同等の機能を有しています。

Windows 10 バージョン 1507 のサービス終了について

1 26 (米国時間) Windows 10 バージョン 1607 VLSC で利用可能となることに伴い、Windows 10 バージョン 1507 60 日の猶予期間が開始されます。つまり 2017 3 26 日 以降、Windows 10 バージョン 1507 はもはやサポートされません(※1)。2 つのもっとも新しい CBB バージョンのみがアクティブにサポートされます(※2)。

追加情報

Windows 10 機能更新プログラムとサービス オプションごとの現在のバージョンに関する最新のリストについては、Windows 10 release information のページをご参照ください。もし Windows 10 のサービス ストラテジーについて決めかねているようなら、Windows as a service の 5 分間の短いビデオを視聴するか、この quick guide をご覧ください。

 

(※1)
3/26 以降、Windows 10 1507 バージョンのサポートが行われなくなることにより、セキュリティを含むサービス更新プログラムがリリースされなくなります。最新の更新を受け取るために、1511 以上にアップグレードする必要があります。

(※2)
Windows 10 の CBB は、同時期に二つの CBB ビルドがサポートされます。1607 の CBB ビルドがリリースされたことにより、サポートされる CBB ビルドは 1607 および一つ前の 1511 のみとなります。1507 はサポートされないことになりますが、ユーザー様の移行期間として、60日の猶予期間を設けております。従って、1607 の CBB ビルドがすべてリリースされた 1/26 を起点に猶予期間がスタートし、3/26 に終了します。
詳細は以下の技術情報をご参照ください。

サービスとしての Windows の概要

 

– 補足
1607 の CBB バージョンは 11/29 に最初にリリースされましたがこれは Windows Update へのリリースでした。これが複数のチャネルにもリリースされたというのが今回の記事の内容です。具体的には、以下のサイトの赤枠の表について、実際には下段の通りにチャネルによってリリース日が異なるということになります。VLSC メディアが最後にリリースされたため、この日付をもって 60 日の猶予期間がスタートします。

Windows 10 のリリース情報 (2017/1 時点)

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1

今回追加された内容

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2


2017 年 2 月のセキュリティ更新プログラム リリースについて

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。
平素より弊社製品、ならびにサービスをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます

WSUS で更新プログラムの配信を管理されている皆様に、2017 年 2 月度のセキュリティ更新プログラムのリリース日についてお知らせがございます。
本日 2 月 15 日 (水曜日) のリリースを予定しておりましたが、公開の直前に問題を発見したため、お客様への影響を鑑みて公開日を延期いたしました。
本変更によりお客様の更新プログラムの展開計画にご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

本内容につきましては、弊社セキュリティ チームのブログ記事でもご案内しております。

2017 年 2 月のセキュリティ更新プログラム リリース

February 2017 security update release

本記事においても続報が入り次第更新いたしますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

Windows Update / Microsoft Update の接続先 URL について

みなさま、こんにちは。 WSUS サポート チームです。

 

セキュリティ対策としてプロキシ サーバーやファイアウォールを設置しているお客様も多いかと思います。

 

WSUS などの更新プログラム適用制御用のサーバーがない環境下では、端末が更新プログラムを適用するためには

弊社の Windows Update サイト、Microsoft Update サイトに接続をして更新プログラムの確認と適用を行います。

 

プロキシ サーバーやファイアウォールを設置して通信を制御しているお客様の場合は事前に Windows Update サイト、

Microsoft Update サイトへの通信を許可する必要がございますので接続先 URL をご紹介いたします。

 

Windows Update / Microsoft Update の接続先 URL 一覧

—————————-

http://download.windowsupdate.com

http://*.download.windowsupdate.com

http://download.microsoft.com

https://*.update.microsoft.com

http://*.update.microsoft.com

https://update.microsoft.com

http://update.microsoft.com

http://*.windowsupdate.com

http://*.windowsupdate.microsoft.com

http://windowsupdate.microsoft.com

https://*.windowsupdate.microsoft.com

http://ntservicepack.microsoft.com

http://wustat.windows.com

—————————-

 

Windows 10 の配信の最適化を使用するためには以下の URL

併せて通信を許可するように設定ください。

—————————-

*.download.windowsupdate.com

*.au.windowsupdate.com

*.tlu.dl.delivery.mp.microsoft.com

—————————-

– Proxy requirements for Windows Update –

https://support.microsoft.com/en-us/help/3175743/proxy-requirements-for-windows-update

 

Windows Update / Microsoft Update サイトへの接続先 URL は不定期に変更されることがございますので

変更が生じた際は本ブログも更新いたします。

 

Windows Update が利用するプロキシ設定について

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

本記事では、Windows Update が利用するプロキシ設定についてご紹介します。

Windows Update が利用するプロキシ設定については、以下の弊社技術文書に詳しく紹介をしておりますが、Windows 10 の環境では一部の動作に改善が加えられております。

 

– Windows Update クライアントが Windows Update Web サイトへの接続に使用するプロキシ サーバーを決定するしくみ

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/900935/how-the-windows-update-client-determines-which-proxy-server-to-use-to-connect-to-the-windows-update-web-site

 

Windows 10 より前の OS では、Windows Update の自動更新ではシステムの WinHTTP のプロキシ設定が利用され、ユーザーが実行する Windows Update の手動更新では Internet Explorer から設定できるそのユーザーに紐づいたプロキシ設定が利用されていました。この仕組みについては、上記の公開情報に記載の通りです。

 

しかし、Windows 10 からは Windows Update の自動更新でも、ユーザーがログオンしていてそのユーザーに紐づいたプロキシ設定がある場合、ユーザーのプロキシ設定を利用するように変更を加えております。これは Windows Update を成功しやすくするための改善です。Windows 10 では 、自動更新の際に WinHTTP のプロキシ設定だけでなく、ログオンしているユーザーの設定から利用可能なプロキシ設定を利用する動作となります。

Windows 10 バージョン 1607 の環境にて BranchCache を利用する際の条件

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

 

WSUS から Windows 10 の累積的な更新プログラムや機能アップグレードを配信するために、BranchCache の利用について検討を進められている方も多いかと思います。

 

今回は Windows 10 バージョン 1607 / Enterprise LTSB 2016 にて BranchCache を利用する際の前提条件をご紹介いたします。また、「そもそも BranchCache って何?」という方に向けては、参考情報を本ブログの末尾に用意いたしましたので、ご参考にしてください!

 

Windows 10 バージョン 1607 の環境にて BranchCache を利用する際の条件

Windows 10 バージョン 1607 / Enterprise LTSB 2016 の環境にて BranchCache を利用する場合、BranchCache を利用するクライアント端末に対して下記のグループ ポリシー設定を行います。

 

– [コンピューターの構成] – [管理用テンプレート] – [Windows コンポーネント] – [配信の最適化]

[ダウンロード モード] 有効に設定し、オプションにてバイパスを指定

 

Windows 10 更新プログラムの配信の最適化の構成

– ダウンロード モード

https://technet.microsoft.com/ja-jp/itpro/windows/manage/waas-delivery-optimization#download-mode

 

なお、WSUS で「高速インストール ファイル」機能を有効にしている場合に上記ポリシーを有効にすると、更新プログラムのダウンロードが 45 % で停止してしまう問題が報告されております。この問題に対処するためには、2017 1 10 日 にリリースされた KB3213986 以降の更新プログラムを適用する必要がありますので、こちらもあわせて適用してください。

 

– 2017 年 1 10 日 — KB3213986 (OS ビルド 14393.693)

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4009938/windows-10-update-kb3213986

 

※ BranchCache に関する参考情報 ※

BranchCache については、下記の公開情報にて機能や要件について紹介しています。

 

– BranchCache の概要

https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd637832(v=ws.10).aspx

 

– BranchCache

https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/mt613461.aspx

 

また、設定手順については、WSUS ではなく、弊社有償の資産管理製品となるSCCM の手順とはなりますが、以下のブログ記事が参考になります。

 

– 【Tips SCCM 2007 SP2 BranchCache

https://blogs.technet.microsoft.com/infrajp/2012/03/31/tips-sccm-2007-sp2-branchcache/

 

具体的には、WSUS サーバーに BranchCache の機能を追加した後、WSUS クライアントに対して、分散キャッシュモードの BranchCache を有効にするポリシーを配布する手順となります。上記ブログ記事ですと、以下のステップに該当しますので、ご参考となれば幸いです。

 

(1) アプリケーションや更新プログラムを配布するサーバー (配布ポイント)BranchCache 機能の追加

(4) SCCM クライアント:AD GPOまたはローカルポリシーによるBranchCacheの設定

(4) SCCM クライアント:AD GPOまたはローカルポリシーによるファイアウォールの設定

BranchCache の “分散キャッシュモード”の動作確認

 

[WannaCrypt] MS17-010 の適用状況の確認方法について (WSUS)

こんにちは。WSUS サポート チームです。

2017 5 12 (米国時間) より、イギリスを始めとする複数の国の医療機関やその他の企業に影響を及ぼすランサムウェアによる被害を確認しております。この件に関する概要や対処方法につきまして、弊社セキュリティ チームより、下記のブログ記事でご案内しております。

ランサムウェア WannaCrypt 攻撃に関するお客様ガイダンス

このランサムウェアは 2017 年 3 月に修正した MS17-010 の SMB v1 の脆弱性を利用しておりますので、 MS17-010  が適用されていれば脆弱性は修正されていると判断できます。このブログでは、WSUS をご利用いただいているお客様に向けて、MS17-010 の適用状況を確認する方法についてご紹介いたします。

MS17-010 の SMB v1 の脆弱性に対応している更新プログラムの一覧は次の通りです。後述の方法で、対応する更新プログラムがインストールされているかご確認ください。

OS 2017-03 B 2017-03 B’ 2017-04 B’ 2017-05 B’ 個別パッチ
Windows XP / Windows Server 2003 / Windows 8 KB4012598
Windows Vista / Windows Server 2008 KB4012598
Windows 7 / Windows Server 2008 R2 KB4012212 KB4012215 KB4015549 KB4019264
Windows Server 2012 KB4012214 KB4012217 KB4015551 KB4019216
Windows 8.1 / Windows Server 2012 R2 KB4012213 KB4012216 KB4015550 KB4019215
Windows 10 1507 / Windows 10 LTSB 2015 KB4012606 KB4015221 KB4019474
Windows 10 1511 KB4013198 KB4015219 KB4019473
Windows 10 1607 / Windows 10 LTSB 2016 / Windows Server 2016 KB4015438 KB4015217 KB4019472

WSUS での確認方法について

Windows XP / Windows Server 2003 / Windows 8 / Windows Vista / Windows Server 2008 の場合は、WSUS 管理コンソールで [すべての更新プログラム] または任意の更新ビューを開き、KB4012598 を選択して、中央ペイン下部に表示される円グラフがすべて緑色になっているかご確認ください。

それ以外の OS の場合は、上記表の 2017-03 B 列の更新プログラムを選択して、中央ペイン下部に表示される円グラフがすべて緑色「インストール済みまたは該当しないコンピューター」になっているかご確認ください。

黄色「この更新プログラムが必要なコンピューター」に含まれるコンピューターが存在する場合は、上記の更新プログラムのいずれかを適用してください。
グレー「状態が報告されていないコンピューター」に含まれるコンピューターが存在する場合は、WSUS に現在の状態が報告されていませんので、個別に確認の上、未適用の場合上記の更新プログラムのいずれかを適用してください。

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wannacry

個別での確認方法について

コントロール パネルより、[プログラム] – [インストールされた更新プログラム] を表示して、上記の更新プログラムのいずれかがインストールされていることを確認します。

または

次のコマンドを実行して、結果が表示されることを確認します。

wmic qfe list | find “<対応する KB 番号>”

KB 番号は、各 OS に対応した更新プログラムのうち、いずれかの更新プログラムの結果が表示されれば対応済みと判断できます。

例) Windows 8.1 / Windows Server 2012 R2 の場合
wmic qfe list | find “KB4012213”
wmic qfe list | find “KB4012216”
wmic qfe list | find “KB4015550”
wmic qfe list | find “KB4019215”

(出力結果の例)
http://support.microsoft.com/?kbid=4015550  TESTPC01  Security Update     KB4015550               NT AUTHORITY\SYSTEM  4/12/2017

 

プロキシ サーバー経由での Windows Update へのアクセスについて

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

本記事では、Windows Update へアクセスする際のプロキシ サーバーの設定についてご案内いたします。

 

Windows 10 / Windows Server 2016 を含め、プロキシ サーバーを介して Windows Update サイトへアクセスした際に、更新プログラムの検出が通信エラー (0x80240030 / 0x80072efe / 0x80244022 / 0x80072EFD / 0x80072EE2 等) でうまくいかない、あるいは更新プログラムのダウンロードが通信エラー (0x80072ee7 / 0x8024402c 等) で進まないといったお問い合わせをいただくことがございます。

このような事象が発生した場合は、Internet Explorer の設定において、[自動構成スクリプトを使用する] や [LAN にプロキシ サーバーを使用する] が適切に設定されているかどうか、また、WinHTTP に対してプロキシ サーバーが適切に設定されているかをご確認ください。

自動更新や更新プログラムのダウンロードでは、WinHTTP のプロキシ サーバーの設定も利用されます。このため、WinHTTP のプロキシ サーバーが未構成の場合には設定していただき、更新プログラムの検出やダウンロードができるかどうかを確認します。

 

以下の弊社技術情報にて、WinHTTP のプロキシ サーバー設定の確認や設定方法をご案内しておりますので、ご参考としてご紹介いたします。

 

プロキシ サーバーを使用する環境にて Windows Update を実行すると通信エラーが発生する
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2894304

Windows Update クライアントが Windows Update Web サイトへの接続に使用するプロキシ サーバーを決定するしくみ
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/900935/how-the-windows-update-client-determines-which-proxy-server-to-use-to-connect-to-the-windows-update-web-site

Windows 10 機能更新プログラムインストール後の再起動について

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

本記事では、Windows 10 (バージョン 1511、バージョン 1607) の機能更新プログラムインストール後に表示される電源ボタンの動作についてご案内します。
Windows 10 をご利用いただいている環境では、機能更新プログラムをインストール後に電源ボタン「更新して再起動」「更新してシャットダウン」が表示されます。

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しかしながら、この「更新して再起動」「更新してシャットダウン」につきましては、実行後も機能更新プログラムによる更新は行われず、通常の再起動やシャットダウンの動作となってしまう可能性がございます。

そのため、機能更新プログラムをインストール後に「更新して再起動」をご実施いただく場合には [設定] – [更新とセキュリティ] – [Windows Update] の [今すぐ再起動する] より実行します。

 

<Windows 10 バージョン 1511>
1. スタートより、設定 (歯車ボタン) をクリックします。
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2. [更新とセキュリティ] をクリックします。
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3. [Windows Update] にて [今すぐ再起動する] をクリックします。
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<Windows 10 バージョン 1607>
1. スタートより、設定 (歯車ボタン) をクリックします。
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2. [更新とセキュリティ] をクリックします。
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3. [Windows Update] にて [今すぐ再起動する] をクリックします。

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なお、品質更新プログラムなどの機能更新プログラム以外の更新プログラムインストール後の電源ボタン「更新して再起動」「更新してシャットダウン」は正常に動作します。

 

 

 


Windows 10 バージョン1607 で更新プログラム適用後の自動再起動が実施されない

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

今日は Windows 10 バージョン1607 で確認されている、更新プログラムの自動インストール後に自動再起動が実施されない問題について、ご紹介いたします。

この問題は、下記の 2 つのグループ ポリシーが両方共に設定されている仮想環境で多くの発生報告があります。本問題が発生した場合には、ユーザーがログオフしている場合でも更新プログラム適用後の自動での再起動が実施されません。

——————————————————————————————-
[コンピューターの構成] – [管理用テンプレート] – [Windows コンポーネント] – [Windows Update]
1. [スケジュールされた自動更新のインストールで、ログオンしているユーザーがいる場合には自動的に再起動しない]
2. [自動更新を構成する] を ”有効”、オプションにて [4 – 自動ダウンロードしインストール日時を指定]
——————————————————————————————-

本問題に関する修正については、現在開発部門で検討中ですが、現在もし問題が発生した場合には、下記の対処方法にて、事象を回避することをご検討ください。

– 更新プログラムの適用後に、端末の再起動を自動で実施する。
– タスク スケジューラー等から自動的に再起動を実施する

また、タスク スケジューラーから再起動を実施する場合には、スクリプトを作り込むことで、特定の条件の場合にのみ再起動をさせることも可能です。例えば添付の Powershell スクリプトでは、「ユーザーがログオフ」しており、「更新プログラム適用後の再起動待ち状態」にのみ再起動を実施することが出来ます。

なお、本問題の修正については開発部門から進展が得られ次第、本ブログを更新する予定です。
ご不便をおかけしますが、何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。

Windows Server 2012 / 2012 R2 の WSUS へロールアップ を適用するとクライアントからの接続が失敗する事象について

皆さま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

 

今回は WSUS で使用するポートを既定のポート 8530 / 8531 番から 80 に変更している環境において、2017 7 月以降にリリースされたマンスリー品質ロールアップ (KB4025331 / KB4025336 以降) を適用した場合に発生する事象についてご案内します。本事象が発生した場合には、後述の手順を実施することで、事象を改善することができますので、ご確認くださいますようお願い申し上げます。

 

対象製品

Windows Server 2012 の WSUS

Windows Server 2012 R2 の WSUS

 

概要

HTTP 80  ポートで構成している WSUS サーバーに対して、手動や Windows Update によって対象の更新プログラムを適用した後に、クライアントからの更新プログラムの検出処理でエラー 0x8024401f / 0x80244008 が発生します。

 

原因

WSUS へ対象の更新プログラムを適用すると、クライアント Web サービスにて ASP. NET Webサービスではなく WCF が用いられるようになります。この変更の一環として WSUS を動作させるために、Web サイトに対して HTTP HTTPS の両方のポート番号のバインド設定が必要となりますが、更新プログラムを適用する以前から 80 (HTTP) を利用している環境では、443 (HTTPS) がバインドされていないために本事象が発生します。

なお、2017 7 月以降のマンスリー品質ロールアップには、この WSUS に対する更新が含まれますため、ご注意ください。

 

対処方法

更新プログラムを適用した状態で、WSUS サーバーに付属する wsusutil コマンドを実行し、いったん既定のポート (8530 / 8531) に戻したうえで、改めて 80 /443 番ポートに変更します。なお、本手順による WSUS サーバーへの影響はございません。

 

  1. コマンド プロンプトを管理者権限で実行します。
  2. 以下コマンドを実行し、既定のポート (8530 / 8531) に戻します。

 

“C:\Program Files\Update Services\Tools\wsusutil.exe” UseCustomWebSite true

 

  1. 以下コマンドを実行し、あらためて 80 / 443 番ポートに変更します。

 

“C:\Program Files\Update Services\Tools\wsusutil.exe” UseCustomWebSite false

 

また、本事象に関する正式な公開情報については、現在開発部門にて準備を進めている状況ですので、進展が得られ次第、本ブログを更新する予定です。

ご不便をおかけしますが、何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。

Windows 10 LTSB の 更新プログラムを WSUS で同期する際の注意事項について

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

Windows 10 Enterprise LTSB 2016 以降をご利用のお客様より、弊社へ時おりお問い合わせいただく内容として、WSUS 管理コンソールから [オプション] – [製品と分類] – [製品] タブで「Windows 10 LTSB」にチェックを入れても、配信出来る更新プログラムが同期されないというものがございます。

「Windows 10 LTSB」にチェックを入れた場合、同期の対象は Windows 10 Enterprise LTSB 2015 の更新プログラムのみとなります。従いまして、Windows 10 Enterprise LTSB 2016 以降をご利用の場合は、併せて「Windows 10」にもチェックを入れる必要があるのでご注意ください。

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Windows 10 を管理している環境で WSUS サーバー の負荷が高騰する

皆さま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

 

Windows 10 の更新プログラムを同期しているWSUS サーバーにおいて負荷が高くなる、または Windows 10 クライアントにおいて WSUS への接続時に 0x8024401c が出力されるという事象が報告されています。本事象は Windows 10 の累積的な更新プログラムに含まれる情報が大きくなったことに起因しておりますが、既に WSUS サーバーの動作を改善した更新プログラムをリリースしておりますため、事象の詳細と合わせて紹介します。

 

詳細

Windows 10 向けの累積的な更新プログラムの情報量は、他の過去の OS 向けの更新プログラムの情報量よりも大きくなっております。このため、多数のクライアントより情報が参照された場合に、メモリ領域の確保とメモリへのコピーに使用される関数が呼び出される回数が多くなり、WSUS サーバーの負荷が高騰しやすくなります。

その結果、クライアントからの接続が 0x8024401c / Same as HTTP status 408 - the server timed out waiting for the request にて失敗する事象も発生するこがございます。

 

対処方法

下記の公開情報にて紹介している更新プログラムを適用することで、事象の改善が期待できます。本更新プログラムでは、事象を改善するために、要求される毎にメモリへのコピーに使用される関数の呼び出しを効率化させる修正が含まれており、パフォーマンスの改善が期待出来ます。

 

- 更新プログラムのメタデータを Windows Server Update Services の処理のパフォーマンスを向上させる更新プログラム

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4039929/an-update-to-improve-the-performance-of-update-metadata-processing-on

 

Windows Server 2012, 2012 R2, 2016 については、プレビュー版月例ロールアップに含まれる形でリリースされています。修正プログラムは、Microsoft Update Catalog よりダウンロード頂けます。また、今後リリースされる新しい月例ロールアップを適用していただいても問題ございません。

 

・ Windows Server 2012 向け

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4039873/

ダウンロード先 URL

http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Search.aspx?q=KB4039873

 

・ Windows Server 2012 R2 向け

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4039871/

ダウンロード先 URL

http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Search.aspx?q=KB4039871

 

・ Windows Server 2016 向け

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4039396/

ダウンロード先 URL

http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Search.aspx?q=KB4039396

 

WSUS 3.0 SP2 については個別の更新プログラムとしてリリースされています。

 

// 64bit

http://download.microsoft.com/download/5/3/C/53CD6658-E03C-47AD-80B0-25F85C25644F/WSUS-KB4039929-amd64.exe

 

// 32bit

http://download.microsoft.com/download/5/3/C/53CD6658-E03C-47AD-80B0-25F85C25644F/WSUS-KB4039929-x86.exe

 

※ 更新プログラム適用後は OS の再起動が必要な場合がございますので、ご注意ください。

 

<補足>

WSUSでは更新プログラムのデータを蓄積し続けるという特性上、新しい更新プログラムで置き換えられている旧更新プログラムを「拒否済み」として設定することで、パフォーマンス改善が見込めます。

上述の更新プログラムを適用しても、事象が充分に改善されない場合には、置き換えられた更新プログラム等、不要な更新プログラムを「拒否済み」に設定することをご検討ください。詳細は以下ブログにてご案内しております。

 

- 「WSUS 管理コンソールにつながらない!」を解消するための 6 つのワザ

  1. 不要な更新プログラムをできる限り「拒否済み」にする

https://blogs.technet.microsoft.com/jpwsus/2016/02/24/wsus-1-2/

「削除の承認」が Windows 10 / Windows Server 2016 のクライアントに反映されない事象について

みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。

 

今回は WSUS で「削除の承認」を設定しても Windows 10 のクライアントに反映されない事象について紹介します。問題の修正については、さらに開発部門から進展が得られた場合には、本ブログを更新する予定です。ご不便をおかけしますが、何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。

 

- 事象の概要

WSUS サーバー上で更新プログラムの「削除の承認」を実施しても、Windows 10 クライアントで更新プログラムのアンインストールが行われません。

 

- 対処方法

Windows 10 バージョン 1703 以降の環境においては、本不具合が修正されております。

 

それ以前のバージョンでは現時点で本不具合は修正されていないため、更新プログラムのアンインストールについては、下記のようなコマンドをスタートアップ スクリプトやシャットダウン スクリプトに仕掛けて、アンインストールを実施する必要があります。

 

- 実行コマンド

wusa.exe /uninstall <対象の更新プログラムの MSU ファイルのパス> /quiet /norestart

 

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