みなさま、こんにちは。WSUS サポートチームです。
本記事では 2015 年12 月に公開されたセキュリティ情報 MS15-135 についてご案内いたします。
弊社公開のセキュリティ情報を元に更新プログラムの展開を検討されているお客様から
2015 年12 月に公開された MS15-135について、次のようなご質問をいただきます。
・WSUS や MBSA を使っても検出されない。
・更新プログラムが適用されない。
・更新プログラムが見つからない。
・どうやったら適用できるのか?
結論から申しますと、MS15-135 に対応した更新プログラムはリリースしていない (MS15-128 にその内容を含んでいる) ことがその理由となります。
脆弱性の報告としてのMS15-135を公開させていただきましたが、当該脆弱性への対応として紐づく更新プログラムは存在せず、MS15-128で提供させていただく更新プログラム (KB3109094) にて脆弱性に対応することができます。
したがいまして、MS15-135 の更新プログラムは WSUS や MBSA を使っても検出されません。
こちらは想定する動作でありMS15-135が検出されないこと自体に問題はなく、MS15-128 (KB3109094) が検出、適用されていることをご確認いただければ問題ございませんので、どうぞご安心ください。
ご参考情報
以下は KB3109094 の公開ページとなります。
[MS15-128 と MS15-135] Windows カーネル モード ドライバーのセキュリティ更新プログラムについて (2015 年 12 月 8 日)