皆さまこんにちは。WSUS サポートチームです。
今回は Windows Update の実行時に通信エラーが発生した際のトラブルシュート方法をご紹介します。
以下の公開情報にて、プロキシ サーバーを使用する環境にて Windows Update を実行すると通信エラー (0x80240030 / 0x80072efe / 0x80244022 / 0x80072EFD / 0x80072EE2) が発生する際の原因や対処方法を公開しております。Windows Update のトラブルシュートにお役立てください。
- プロキシ サーバーを使用する環境にて Windows Update を実行すると通信エラーが発生する
http://support.microsoft.com/kb/2894304
通信エラーの原因:
1. Windows Update の通信がプロキシ サーバーを使用するように構成されていない
2. プロキシ サーバーが Windows Update に必要な通信を許可していない
対処方法:
原因 1 の対処方法
クライアントの環境に応じて、以下の公開情報をもとに、WinHTTP の構成や Internet Explorer のインターネット オプション構成を確認します。
- Windows Update クライアントが Windows Update Web サイトへの接続に使用するプロキシ サーバーを決定するしくみ
http://support.microsoft.com/kb/900935/ja
原因 2 の対処方法
プロキシ サーバーにて Windows Update / Microsoft Update サイトへの通信を許可します。許可リストにつきましては、以下の弊チームブログもご参照ください。
- WSUS サーバーにおける Firewall の構成方法
http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2013/04/10/wsus-firewall.aspx
*補足*
なお、プロキシ サーバーを構成していない環境にて、通信エラーが発生する場合には、クライアントにて不要な WinHTTP 設定の有無や Internet Explorer のインターネット オプション構成について、正常なクライアントとの相違をご確認ください。
*参考情報*
ご参考までに、Windows Update 時に発生したエラーコードの説明を記載した公開情報をご案内いたします。
- Additional Resources for Windows Server Update Services
http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc720432(v=ws.10).aspx
以上のとおり、ご案内いたします。