Quantcast
Channel: Japan WSUS Support Team Blog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 179

[WSUS 4.0] Windows Server 2012 の WSUS の主な変更点について

$
0
0

皆さま こんにちは。 マイクロソフトの香取です。

本日は Windows Server 2012 の WSUS の主な変更点についてご紹介します。

現在、WSUS 3.0 SP2 をご利用いただいている WSUS 管理者様や今後、Windows Server 2012 にて WSUS の構築をご検討いただいていらっしゃる方々にご一読いただけますと幸いです。

 

- WSUS の概要

- WSUS の製品バージョン

- WSUS 3.0 SP2 との WSUS 4.0 の主な変更点

- WSUS 4.0 のインストールについて

 

 

【 WSUS の概要 】

WSUS の機能概要については下記の公開情報をご参照ください。

WSUS 3.0 SP2 との変更点についても、こちらでご紹介しております。

Windows Server Update Services の概要
http://technet.microsoft.com/library/hh852345.aspx

  

【 WSUS の製品バージョン 】

Windows Server 2012 の WSUS 製品バージョンは WSUS 4.0 となります。WSUS のヘルプから確認することができます。

 

 

また、以下の弊社 technet サイトにおいても WSUS 4.0 として言及おります。

System Requirements: Update Management
http://technet.microsoft.com/en-us/library/gg610633.aspx
(Software requirements の Software 列)

 

Step 3: Configure WSUS
http://technet.microsoft.com/en-us/library/hh852346.aspx
(3.1. Configure network connctions の Note)

 

【 WSUS 3.0 SP2 との WSUS 4.0 の主な変更点 】

WSUS 3.0 SP2 との WSUS 4.0 の主な変更点としましては、以下の 2 点です。

1. 既定ポートは 80 から 8530 に変更されました。

WSUS 3.0 SP2 は 既定のポートが 80 に指定されておりました。 WSUS 4.0 では既定のポートが 80 から 8530 に変更されました。

 

手順1: WSUS 展開の準備を行う
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh852344.aspx
----------一部抜粋----------
既定では、WSUS サーバーでは、Microsoft から更新プログラムを取得するために、HTTP プロトコルにはポート 8530、HTTPS プロトコルにはポート 8531 を使用します。
-----------------------------

 

2. WSUS 4.0 のアンインストールは従来の手順では実施出来ません。

WSUS 3.0 SP2では、[コントロールパネル] - [プログラムと機能] からアンインストール時にデータベース、ログファイル、コンテンツを選択し、削除することができました。

 

WSUS 4.0 では、アンインストール後も IIS 上の サイト、データベース、コンテンツ、いずれもすべて残ります。これらを削除したい場合は手動で別途、削除作業が必要となります。 (こちらの詳細は、別途ブログにてご紹介予定です)

  

【 WSUS 4.0 のインストールについて 】

WSUS 4.0 のインストールについては、以下のサイトにサーバー マネージャーの [役割と機能の追加] から WSUS をインストールする手順が公開されております。

※  WSUS 4.0 のインストーラーのご用意はなく、Windows Server 2012 の役割と機能の追加から構築してください。 

手順 2: WSUS サーバーの役割をインストールする
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh852338.aspx

 

また、WSUS 4.0 のインストールをコマンドから実施する方法もあります。

STEP 1 :サーバーマネージャーの 「役割と機能の追加」 から WSUS の追加を選択し、PowerShell で使用するための構成ファイルを作成します。

 

STEP 2 : PowerShell を起動し、STEP 1 の構成ファイルを指定し、Install –WindowsFeature を実行します。

Install-WindowsFeature
http://technet.microsoft.com/en-us/library/jj205467.aspx

 Installing WSUS on Windows Server “8” Beta using PowerShell
http://blogs.technet.com/b/sus/archive/2012/03/20/installing-wsus-on-windows-server-8-beta-using-powershell.aspx

----------一部抜粋 (データベースが WID を利用の場合) ----------
3. In the PowerShell Console type Install-WindowsFeature -Name UpdateServices, UpdateServices-Ui and press ENTER.

4. The installation process will start and a progress counter will appear on the screen. Wait until the installation reaches 100% and you receive a message that the installation succeeded before moving on to the next step.
-------------------------------------------------------------------

 

STEP 3 : wsusutil postinstall コマンドを実行します。

コンテンツ フォルダのパスおよびデータベースの情報をオプションとして指定します。データベースが WID の場合は、後者のオプションは不要となり、以下例の要領で実行します。

wsusutil postinstall contentdir=C:\MyContent

注意点としましては、コマンド投入後、処理が開始された旨のメッセージが表示されますので、そのままお待ちください。

完了するとさらに、終了メッセージが一行追加されます。


----------上記資料より一部抜粋 (データベースが WID を利用の場合) ---
5. Type & ‘C:\Program Files\Update Services\Tools\WsusUtil.exe’ postinstall contentdir=C:\Mycontent and press ENTER.
------------------------------------------------------------------------

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 179

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>