弊社米国本部の WSUS 開発部門より通達があり、ご案内をいたします。
WSUS の更新プログラムは、全 WSUS サーバーにおいて、確実に適用を行っていただきますようお願いいたします。
OS やアプリケーションの通常の更新プログラムにおける、「問題が発生した時のみ任意に適用いただく」という考え方ではありませんので、ご注意願います。
上記につきまして、背景にあるのは以下のような考え方となります。
1. 企業全体のシステムのセキュリティを司る WSUS サーバーにおいて、最大限の安定性を保証する必要がある。
2. いくつかの WSUS の更新においては、Windows Update エージェントの更新が不可欠となる。セキュリティ更新プログラムは、各企業が任意のテストを実施いただき、適用可否や時期を検討いただくことに差支えないが、そのアップデート適用を各クライアントで行う Windows Update エージェントについては最新版とすることが任意ではなく、サポート上必須である。Windows Update エージェントは、WSUS サーバーとの通信課程で自動アップグレードされるため、WSUS サーバーを常に最新版とする必要がある。
WSUS サーバーのアップグレードに伴う懸念点の解消や、アップグレードに伴うトラブルシュートについては、サポート部門にてご支援をいたしますので、お気軽にご相談をお寄せください。
弊社開発部門におきましても、WSUS の更新プログラムの提供頻度を最小に心がけ、また、適用時に発生する問題も最小限とするよう、開発とテストについて尽力してまいります。
また、弊社サポート部門におきましては、WSUS 更新プログラムのリリースや、適用にあたっての注意事項については、本ブログにて最速での情報発信を心掛けてまいります。
ご不便をおかけしますが、何卒ご協力をいただきますようお願いいたします。
2013 年 3 月 13 日現在、WSUS 3.0 SP2 用の更新プログラムの最新版は KB2734608 となります。
適用時の注意点等、詳細は以下ポストをご参考ください。
WSUS 3.0 SP2 の Windows 8 / Windows Server 2012 対応について (KB2734608)
http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2012/09/05/kb2734608.aspx