こんにちは。日本マイクロソフトの三島です。
既にご存知の方も多いかと思いますが、Windows 8 / Windows Server 2012 からは、「自動インストール」 の動作が大きく変更されております。
「動作変更の詳細」と、「運用へのご提案」をご説明させていただきますので、想定外のインストールや再起動が発生する事を未然に防ぐためにも、ぜひご一読頂ければと思います。
動作変更の詳細について
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Windows Vista / Windows Server 2008 R2 以前の環境では、以下のように自動更新を設定する事によって、更新プログラムは自動ダウンロードし、指定した日時にインストールを実行するよう設定できていたかと存じます。
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[コンピューターの構成]
-> [管理用テンプレート]
--> [Windows コンポーネント]
---> [Windows Update]
[自動更新を構成する] を有効に設定し、
[4 - 自動ダウンロードしインストール日時を指定] のオプションを選択
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しかしながら、Windows 8 / Windows Server 2012 の環境では、自動インストールの開始タイミングが OS のメンテナンス タスクとして制御されるよう、設計が変わっています。
そのため、「自動更新のオプション 4 番」を設定している場合には、時刻が固定されていない「Idle Maintenance」タスクの一環としてインストール動作が開始する可能性があり、結果として、ユーザーの意図していないタイミングで再起動が発生するおそれがあります。
インストールの実行時間や、再起動のタイミングをコントロールしたいご要望がある場合には、この設定を行わないことを強くお勧めいたします。
運用へのご提案について
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インストールの実行時間や、再起動のタイミングをコントロールしたいご要望がある場合には、以下の運用を検討して下さいますようお願いいたします。
1. 自動ダウンロードし、手動インストールする「自動更新のオプション 3 番」で運用頂く。
2. Windows Update API を利用したスクリプトを使用して自動更新を実行する。
運用案 2. の詳細や、サンプル スクリプトについては、以下の記事をご参照下さい。
Windows Update 処理を厳密に制御したい
http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2013/01/25/windows-update.aspx